お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」
と、聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのは「吉本」だ。
小さい頃から吉本新喜劇や、漫才を見て育ってきた私にとっては、それがあって当たり前の世界だった。お正月は漫才を長い時間見ていたし、土日には行くところがなければ新喜劇をお昼に見たし、たけしかさんまかといえば、さんまだし、ダウンタウンがデビューしたときは「4時ですよ~だ」を急いで学校から帰ってみた。
いつもゲラゲラ笑っていた。
生活の中に溶け込んでいたので、これがまさか全国区ではないなんて、思いもよらず、大人になってから、その事実を知って大変驚いた。
「え!?そうやったん?・・・」と。
じゃあ、みんな、ゲラゲラ笑うものがなくて、どうやって生きてきたん?と、しばらくそんな風に考えていた。
笑いの無い生活は、考えられないよ。