きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

キュンとする瞬間。

書類の山を残して今日はこどもたちと公園へ行って来ました。できれば途中で教室に戻って事務仕事をしていい?と職員のみんなに聞いたら、みんな苦笑で頭を振ります。

ダメダメ、いないと困っちゃう。って。

分かるけど、それだと午後は全部公園でつぶれちゃうな~。ぶつぶつ。

と言いながら渋々同行することになりました。

 

お弁当は公園で。早く食べ終わったグループが動き出したので、すぐ横の遊具のところならいいよと言って、つきそいました。

 

まだおにぎり食べ終わってないのになぁと、そこの花壇の縁に腰かけて、食べながら見守り。

ふと見るとすぐ横に可愛いお花が。確かランタナの仲間だった気がするその多色使いの花。

こどもたちに、

「みてみて~、ここに可愛い花があるよ」

と声をかけたけど、誰も気づかないか花に関心がなさそう。男の子だもんなぁ、興味ないか、とガッカリしながらおにぎりの続きをむしゃむしゃ食べていると、1人の男の子だけが来て、カメラを貸してと言う。

 

取りまくると後で遊んでるところが取れないよ、と先に牽制を入れると、

「違うよ~。お花撮るんだよ。ほれ見てみ。その花」と。

え~?さっきの私の声かけ聞こえてたん~?誰も聞いてないと思ったのに~、と嬉しい驚きです。

 

この子はいつも、心がきれいで感心させられます。崩れると大変なんだけどね。落ち着いている時は本当に良い人です。

「ありがとう♥️うれしいよ」

そう伝えたのが、この花です。