きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

清流の国で森林浴。〜森では蝶や蛙も友達さ。

行ってきました、清流の国。

ここはそう呼ばれるのに相応しい。

来る度にその川の美しさに思います。

 

晴天。

青い空と白い雲、そして周りの濃い緑とのコントラストが鮮やかです。

夏!

そう感じる1枚。コトコト走る車の音が聞こえてきそう。

街の中心地を少し離れただけ。

なのにすぐこの自然の豊かさ。

川が見えてきましたね。

川の上流目指してどんどん進み、森の中へ。

 

小さな橋の上から望む。

ここの反対側は家族連れに人気のようで、ビニールボートに乗った子供やシュノーケルをする大人が川遊びを楽しんでいました。

ここの少し先ではマス釣りができる場所もあるそうです。

 

もう少し先に進み、今回は人気の無い静かなこの場所で森林浴です。

それが今回の目的。

小さなラグーンさながら。

水が本当に澄んでいて、青いんです。

そしてとても冷たい。

森の奥から、この川の流れにのって、夏とは思えない冷気がやってくる。

天然のクーラーってよく聞くのは、こういうことなのね。寒いくらい。

百聞は一見にしかず。

木々の大切さを実感した。

 

ほら、そこに蛙がいるよ。

夫が地面を指差している。

目が悪くなっている私はすぐには見つけることが出来ない。

どこどこ?

(分かります?)

近くまで指差してもらって初めて見つけることができた。

石の傍にいたから余計に分からなかったんだ。

蛙は保護色をしているものね。

これはなんだろうね?

最近はグーグルレンズですぐに調べられるから便利だねぇ。

アカガエルだ。

アカガエルにも色々あるみたいだけど、これは山にいるからヤマアカガエルなのかもね。

そう話している間にピョコンと黄色いお花の傍に移動してくれた。

シャッターチャンス♡

どう?可愛く撮れたよ、蛙さん。

関西の暑さを忘れ、あまりの快適さに気持ちよくなる。

すぐ下の方にある宿が人気で外国の方々が多く泊まりに来ているそうな。避暑地だね、これは。人気なのが良く分かる。

寝転がってお昼寝でもしたいなぁ、、、。

 

そんなことを話していたら、今度はどこからともなく蝶がやってきた。

折り畳みイスに止まったり、さっきまでお弁当を置いて食べていたクーラーボックスの上を舞々したり、ずっと私たちのそばをくるくる飛んでいる。

人懐っこいね。

近くに寄ってもあまり逃げない。

 

ちょっとイタズラ心がムクムク。

そ〜っと人差し指を蝶に近づけてみた。

普通はだいたい逃げちゃうじゃない。普通は。普通はね。

逃げるよね。

逃げるでしょ?

 

あれ?逃げない。

 

もう蝶の足に触れるほど近いんだけど。

蝶は、「なにこれ?」とでもいうように、私の指を口の長いストローで触って確かめている。

口の長いストローって、口吻(こうふん)って言うんだってね。

その口吻と前脚でいくらか触って大丈夫だと安心してくれたみたい。

そぉっと指に上がって乗ってくれた!

 

手乗り蝶♬

こんなことってあるんだね。

うれしい!

仲良しになれた気分。

それからも長いこと、その口吻を私の指や手の甲に刺すように当てている。

刺すように当ててはいるけれど、その先端はとても柔らかくて肌に当たると、くにゃって曲がる。

すごく繊細で、ソフトに、お医者さんが聴診器をお腹に当てるみたいに、ちょいちょいと指に触る。

くすぐったい(笑)

生まれて此の方、蝶に吸われたのはこれが初めて。

それからも長く私たちの周りをひらひら飛んでいた。

今会ったばかりの蝶なのに、なんだか心が通じ合った友達みたい。

美しい森の中では昆虫や蛙なんかの生き物たちも優しく、人間と戯れてくれるのか。

 

精霊たちが傍にいるかのような、素敵な森林浴だった。

 

(これはグーグルレンズさんによると、

「コミスジ」なのかも。)

 

目が合っちゃった❣️

 

そういえば、以前もてんとう虫が指に乗ってくれたことがあったっけ。

 

kiramekituzuri.hatenablog.jp

 

あ、赤トンボもやって来たよ。

 

 

(トンボは写ってません)