きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

地球上をテクテク歩く「アリ」のその後。

おっと・・・・。うっかりしている間に9月になり、5日が過ぎてしまいました。

 

ご心配くださっていた方もいらっしゃる車の修理は無事に終わりました。

ちょうど台風が来る前で(結局関西は来なかったんだけど)、私のお世話になっているホンダさんが、「台風が来るのに、車がなかったら不便だと思って〜」と、本当なら31日の土曜日に出来るはずだったのを、急遽1日早い30日に急いで仕上げて返してくださったんですよね〜。

それも、車がお店に戻るちょうど1時間前に連絡を下さり、それがまたちょうど私が取りに行けるギリギリの時間だったので、滑り込みセーフのグッドタイミングだったのです。

もちろん家からはトホホな徒歩ですよ。電車も乗ります。

だけど、ラッキーなのは、夕刻だったこと。

陽が陰り、気温がグッと下がっていたことで、ずいぶん負担は減って、私にとっては天の助けでした!

 

車は何事も無かったかのようにピカピカになって戻ってきました。

でもあれですね。保険が使えるとなると怖いものですね。

少しでも傷があるものは全て直しちゃう。

15万くらいと聞いていたものが、蓋を開けると30万少し越えですよ。

私の負担額は免責分で5万ですが。

保険屋さんも、「よかった、これなら割合で免責分も戻りそうですよ」だなんて。

倍ほどの金額になって、私はびっくりです。でもそれで「良かった」なんて。

 

そんなこんなで手元に戻った車に乗って帰る道中、とても幸せと安心を感じました。

「ホッ」としたというか。

だって、トホホな徒歩では駅から遠いところへは、なかなか行けないんですもの。

行ける仕事の幅も狭まります。

重いもの、量の多いものは持って帰れないし(今はネットというものがありますが)。

 

でもね。

逆に車ではいけない細い路地のお店や駐車場がないお店に行ける楽しみも見つけました。

転居してから1年と少し。

まだまだ土地勘が無いのですけれど、少し自分の足でテクテク歩いて生きていける逞しさも身に付けた気がします。

 

そうそう。

車が無い間に、息子は市役所に用事が出来まして。

なぜか一念発起して、「バスで行く!」と立ち上がったんですね。

「おお!」と驚きつつ、「是非そうして下さい」ということで、台風の影響でどんより空だけど大丈夫かな、と心配しつつ、

「折り畳み傘持っていった方がいいよ」とだけ言って、後ろ姿を忍々で見送りました。

「いってらっしゃい」

この言葉を彼にかけるこの新鮮さ。

「はい、行ってきます」

と清々しく出て行った・・・

と思ったら、ガチャリ。ドアを開ける音。

見にいくとすでに姿はありませんが、そこには持って出たはずの折り畳み傘が・・・。

 

そうなんだよなあ。子どもの頃から傘を持っていくのを嫌がって、置いて行くんだよなあ、、、。で、降られて濡れて帰ってくるパターン。

ま、子どもじゃないからね。何とかするでしょ、と、家事をしていましたら、電話が鳴ります。

息子から、、、。

まだ用事が終わるほどの時間は経ってないよねぇ。何事?

慌てて出ました、その電話に。

「あのさぁ、どこか分からんとこに着いてんけど?」って。

どうやら、初めてこの土地のバスに乗った彼は、行き先を間違えた様です。

ついたのは市役所から徒歩で40分ほど離れたショッピングモール。

「えええっ!どうする?そこからもバスで市役所行けるんちゃうかな?歩いてでも行けるで?」

と言いましたが、

「もう、面倒いから迎えに来て!」

って言うんです。

 

「いや、、、だから、、、車無いんだって。」と私。

「あ、、、そうか。ならいいわ。」

と息子。

まだそれでも徒歩圏内ですからね。いざとなったら歩いて家まで1時間半くらいもあれば帰れる距離で、良かったなって思いました。

とんでもなく遠かったら、バス代くらいのお金しか持ってないのに、どうしようもないですもんね。

こんな時、つくづく車の便利さを感じたのでした。

彼は結局、歩いたり、バスに乗ったりしながら帰ってきました。

雨にも濡れて、、、。

市役所にも行かず、、、。

 

これで、私の地球上をテクテク歩くアリ気分生活も終わりです。

 

 

 

それで〜、、、痩せたかって?

痩せませんよ(笑)