きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

七夕飾りに想いを寄せて。

昨日は七夕でしたね。

皆さんはどんな風にお過ごしだったでしょうか。

 

私はここ数年、七夕には療育施設の室内を飾って過ごしてきました。

本物の笹を使って飾りたいところですが、笹は葉が丸まり、肌が弱いお子さんには刺激が強く痒くなったり、ケガをしたりしやすいので、折り紙などで手作りの笹飾りを作っていました。

一つ一つ手作りするのは手間と根気が必要です。

でも、子どもたちがパッと目を輝かせる様子を考えると、大変でもやり遂げたいと思うものでした。

 

教室は、視覚刺激に弱い子どもたちの為に壁は白、マットは緑と至ってシンプルに作っていましたが、一箇所だけ、毎月のテーマに沿って、私たち職員の手作りの飾りを施すことにしていました。

幼稚なありきたりのものよりは、どちらかというと美しいもの。うわぁ!と、心が晴れやかになるもの。というものにするというのが私のポリシーでした。

それは、毎日同じ教室に通ってくる子どもたちに、美しいものに見たり触れたりすることによって、たくさんの心の襞を作ってあげたい、というところからきていました。

 

重度の知的障がいをもった子どもたちは、何一つ、物の名前も知らず、言葉も理解していないこともありますが、壁に施された飾りをいつもキラキラした目で見上げ、そっと手を伸ばして触ったり、その飾りの前でぴょんぴょん跳ねたり、くるりと回ったりしながら、なかなか離れようとしませんでした。

物の名前も言葉も分からなくても、美しいものは分かるのです。

 

そんな彼らを見ていると、逆にこちらの心がキラキラとした宝物でいっぱいにさせられるのでした。

 

でも、療育施設を辞めてから3度目の七夕。

今年はたまたま仕事で外にいたからでしょうか。商業施設などで七夕飾りを目にすると、もうあんな風にわぁっと教室を飾ることはもうないのかもな、、、と淋しい思いが過ったり、月に1度開催している私の会の子どもたちにも、今年は日時が重ならない為、七夕の行事をしてあげられなかったな、、、と残念な気持ちになったりしました。

 

七夕は不思議と会えない人への思いが募る日でもありますね。

そういえば、昨夜は雨が降りませんでした。

織姫と彦星は逢えたのでしょうか?

 

そんなことを考えながら、今夜はしっとりと二宮愛さんの歌を聴きながら過ごしました。


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普段離れている親や子ども、愛する人を思う歌が、今夜の私の心にはストレートに届き、思わず思いが溢れでました。

 

1年に1度くらい、日頃奥にしまった気持ちを解放してしまうのもいいかもしれません。