今日はお客様が我が家にやって来る日だった。
今日が来るのを夫婦で心待ちにしていた。
そのお客様は新居を買った時に直接担当してくれた仲介業者の男性だ。
年齢は26歳。
色んな不動産屋さんとあちこち周り、どの人も良くしてくれたけれど、この人と出逢わなければ、家を買うことは難しかっただろうと思う。
次々と出てくる壁を見事に払いのけ、私たちを導いてくれた。
勿論商売だから当たり前だろうが、それを差し引いても、誠実さが際立っていたのだ。
そんな彼を今年中に招き、共に食事をしたかったのだ。
とても人懐こい彼は、声をかけると快く応じてくれた。会社の代表者も懐の広い方で、この若い社員を自由に行動させていた。
それは将来の後継者として、広く人脈を持ち人に愛される人物を涵養する為だろうと思う。
とにかく、面白い男性で私たちも関心が尽きない。
さて、その人は夫の迎えの車に乗って17時過ぎにやってきた。来るたびに手土産を持ってくる礼儀正しい人だ。今回はケーキ。
そして今夜の食事は猪鍋とお刺身。猪肉は丹波篠山から取り寄せた。
切り落とし肉だが十分。甘みがあって美味しい。
楽しく会話が弾みながら食事が進んでいる時だった。
ピンポーン。
こんな時間に誰?と一瞬驚いたが、そうだ、私が時間指定で頼んだ郵便物が届いたのだ。
慌てて玄関を出て、配達表にフルネームを書き込んだ。
届いたのは更新したクレジットカードだ。
借りたボールペンを返そうと、配達員さんの方へ顔を上げた時、胸のネームが目に入った。
ドキ!
ま、まさか!?あり得ない。
その人の胸にあった名前は、まさかのまさかの、、、
「ふくやま」
福山祭りは昨日でHappy Endじゃなかったの?
どこまで続くの、福山祭り〜。