うちの庭には、前の持ち主の素敵な置き土産がたくさん、たくさん、残っている。
大輪の真紅の薔薇が咲いたことは前回書いた。
でも、それだけではなかった。
春先には、かえるに夢中で、うっかり取り損ねたが、ムスカリが花壇の周りに咲き、
しばらくすると、朝にはその葉のあちこちから真珠のような露の玉を出す紫のツユクサが顔を出し、今どんどんと増えてきている。
もしかすると、どこかから飛んできて、自生しているのかもしれないが、ちゃんとゾーン分けができていて、あたかも人の手で植えられたかのようだ。


このツユクサには白色もあるようで、離れたところから芽を出し咲いていた。
下の写真は紫蘭かしらん。知らん。
私は初めて見たので、ググって紫蘭と出ても実感が湧かず、咲くまで気長に待っていたところ、確かに検索結果と同じ花が咲き、納得だった。蘭とかアヤメみたいな花の形で下の花弁が波々と立体的。


この、ツユクサと紫蘭が庭で勢力を拡大中。
他にも、
ツツジ、芍薬、牡丹、ぼけ、紫陽花、グミの木、それから南天などもあるようで、前の持ち主は、青、紫、赤紫がお好きで、上品なお花がお好きだったことが伺える。これらは一旦切り株になったものが復活中。楽しみはまだまだこれからというところ。
でもこの植物たちをそのまま植えておくか、植え替えするか、それとも処分するか、目下、頭を悩ませ中だ。
なぜなら、私は後々手間がかからない、草花中心の庭にしたいから。
お隣さんは、「庭を全面的にやり替えると思ってたわ」と仰っていたが、そこまで庭にお金をかけず、変化していけたらなぁと思っている。
ただ、何も手を加えなくても、私にしては高貴な花たちを、自宅の庭で、うっとり堪能できるというのは恵まれているとしか言いようがない。
この、前の持ち主の置き土産は、私たちの生活を彩り、一段上に押し上げてくれているのは間違いがない。