もうね。何でもかんでもAI、AIってね。
うんざりなんですよ。
ホントにいいの?このままだと人間のすること無くなっちゃうよ?
なんて、この先を思うとげんなりですね。
そんな時、ひょっこりスマホの画面に出てきたんですよ。初めてみるバンドが。
なんかいい感じなので、聴いてみたんです。1週間前のことです。
私、ロックが好きだけど、音楽なら全般何でもOKなところがあるので、スピッツの「楓」なんかも好きなわけです。
たまたま聴いたのは、カノンブラザーズの「もしも坊主が〜を歌ったら」シリーズで、スピッツの楓をカバーしていました。
これがね、声とアレンジが良かったんです。
上手すぎる。感動的すぎる!と思って。久々のヒットでした。夫にも教えてあげたら、夫も胸を鷲掴みにされたようでした。その時までは新しいバンドなのかな、って思っていました。
でも、カノンシスターズってあるんですよね。カノンブラザーズは兄弟バンドなんです。カノンシスターズはAIだって分かります。じゃあ、カノンブラザーズは?
色々調べて、次の日にそれがAIカバーだったことを知りました。これがAI?嘘でしょ?と信じられませんでした。
動画もあるんですが、シワや血管までもが見事で、見分けがつかないレベルです。
声や顔、姿にモデルがいるのだろうか?声の土台にリアルな人の歌声は使われているのだろうか?どこまで人で、どこからがAI?と、数日頭が大混乱でした。
AIですか?って尋ねたら、途中でその動画が消えてしまったり、AIって文字が無くなったり???それが何を意味するのかも分からなくなり、悶々としました。
でも調べる内に段々諦めがつきまして。これはAIなんだな、と腑に落ちていったのです。受け入れるしかなかったと言った方がいいでしょう。
ジェミニさんにも、「そのままAIかリアルか分からないまま、それ自体、受け入れて、楽しんでみてはいかがですか?」なんて寄り添われたりなんかしちゃったりして。
AIにAIを受け入れて楽しんでみてはなんて励まされるなんて。力が抜けます。
でも時間がかかりました。できればモデルがいて欲しいレベルだったからでしょうね。
それでも良いものは良いからと、結構気に入って聴いていました。民族メタルって何よ、と思いながらもドラムがタカタカいうのもそれはそれで血が滾るようでいいよ♪と。日本だから、その高い音のドラムは小太鼓なの?とかも思いながら。
GLAYの「HOWEVER」や「Winter again」もなかなか良いです。不思議とペニシリンの「ロマンス」とか黒夢の「Like Angel」なんかも、こんなに良い曲だったんだね、と初めてこの曲たちの良さに気づいたりして。
それで、本家たちを聴いてみたところ、、、聴いていられなくなりました(ごめんなさい)。
それくらい、メリハリがあって良かったんです。
でもこれは実験なんですって。きっとこの後、オリジナルを出して来られるんだろうなと予想しました。
数日後、夜23:00過ぎに家を出て車で夫を駅まで迎えにいく道中、音楽を聞こうとしたら、今度は女の子たちのAIカバーが出てきました。高市首相で話題になったXJapanの「Rusty nail」を聴きながら眼下に広がる夜景に向かって車を飛ばしていきました。B'zの「LOVE PHANTOM」とかね。痺れました(途中セリフが変だけど)。
なんか、あれほどAI、なんやねん、と言っていた癖に、いつもの適応力の高さが発揮され、段々楽しくなっていました。
ちょっと前に聴いた時は、AI音楽、ここまで良くなかったと思うのに、あっという間にこのレベルに達していたのかと思うと、驚愕すると共に、これじゃあ、人間はやる気なんて失っちゃうんじゃない?どんなに頑張っても、AIみたいに歌えないって、絶望しかないじゃん。と、これからの人たちのことを憂いてもいました。
そして今日(昨日)ですよ。
こうなったらAIカバーで検索したらいいやん。って開き直りました。
レベッカのフレンズとかね、麻倉未稀さんのヒーローとかね。これって私くらいの世代の人が作ってるの?っていうラインナップでしょ。いや、私に合わせて出てきてるだけ?とか考えながら見てたらですね、は?と驚きで目が止まったものがありました。
【ソ連式】さよなら/オフコース
もう1回。は?ですよ。
暫く迷いましたけども、これは聴かなあかんやろ、と思いまして。ポチっとな。
もうね。笑いが止まりません。
いつの時代も、面白いこと考える人がいますね。誰がオフコースのさよならが、ソビエト社会主義共和国連邦崩壊の歴史的瞬間の歌に変わると思います?
秀逸です。
これは、高尚な遊びですわ。
これでこそ、AIの価値があるというもの。
誰かもコメントに書いていました。
これがAI の正しい使い方と。
ほんま、そう。
かつては映画でもCGか否かで悶々とした時代もありました。
今ではCGが珍しくも何とも無く、実写ではあり得ない世界観を当たり前に楽しんでいる時代です。もうそれがCGかどうかなんて、気にもしなくなっているのではないでしょうか。
逆に、実写はどこかで話題になるほど。
そう考えると、AIが歌う歌で溢れる時代もすぐそこまで来ているのかも。
私の中で
AI の文明開化の音が聞こえた一週間でした。
さあ、この記事を投稿しよう。と思った、たった今。カノンブラザーズさんのオリジナルの楽曲が飛び込んできました。3曲。
ほら来た。
絶妙なタイミング!