きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

目に見えない力。

12、3年前に患った目の病気の定期検診に行きました。1年に10人程しか、私の主治医でこの病気の専門医のところには来ないという「原田病」という免疫疾患になり、失明のリスクがあると言われましたがなんとかそれは回避して、今に至ります。

本当なら入院してステロイドの大量投与をすればある程度の人は完治できるそうですが、まれに慢性化するケースがあるとか。なんと、その稀なケースに私は当たってしまい、それで12、3年経った今でも定期検診にいく羽目になっているわけです。

日常生活を送ることには、さして影響はありませんが、時々表面に炎症が起き、そのときは昔の深夜のテレビ画面が砂嵐状態に(知ってます?)なるように、視界がざらついて見にくくなる時があります。

発症時には、炎症が耳まで来てしまって、一時は福山雅治さんや、大好きなB'zの稲葉さんの歌声までさだまさしさんみたいな声に聞こえてきて、絶望(さだまさしさんは好きですよ)したものです。今その炎症は、耳鳴りとなって残っています。

目は、その炎症がなくても、今は右と左で視界の色が違います。右はやや水色がかり、左はややピンクがかっています。

瞳孔は炎症でどこかの組織にひっついてしまったようで、光の明暗によって縮まることができなくなって、開いたままです。よって、外は非常に眩しいです。

3月が一番苦手のようで、花粉や黄砂の影響もあるのでしょうね。なにもしていなくても炎症がぶり返してしまう12、3年間でした。

特に、何か悩みごとやショックなことが起きるといけません。何しろ自己免疫疾患ですから、何かしらダメージを受けると免疫が下がるか上がるかしてしまうわけです。

 

ところが、この1年は、そのぶり返しがなく無事に3月を越せました。安定して今日の定期検診を受けて、「炎症なし。非常に綺麗。」と主治医に言ってもらうことができました。

一年前に再婚したので、その影響が大きくあるのかもしれません。気持ちが安定すると、免疫も同時に安定するのかも。

「一緒に生きていってくれる人がそばにいる」

それは、とっても大きなことなのですね。