人によっては10日ほどもあったという今年のGW。後半は、私の住む地域では雲ひとつない青空が広がり、気持ちの良い行楽日和が続いていました。
最終日の今日は緩やかに下り坂で午後には雨になるようです。
連日のお出かけやイベントで疲れた人も、今日はゆっくり体を休めるにはちょうど良いかもしれませんね。
このGWに入る前には、「GW明けには不登校が増える」という文字が何度となく目に入りまして、この10日間はそれが頭の片隅に残っていましたので、今回は、
なぜ、GW明けには不登校が増えるのか?について、私の知っていることをここに書いていきたいと思います。
ネットなどでこれ関連の記事を読みますと、G W明けに子どもが不登校になったら、理由や復帰したい気持ちがあるかを確認したのち、すぐに他の選択肢について提案するといった内容のものなども、ちらほら見受けられます。
その情報を発信しているのがどこなのか?によって、読者の不安を煽り、どこに誘導しようとしているか、隠れた意図が見え隠れする場合がありますので、記事の内容の信憑性を慎重に判断する必要がありそうです。
GWに限らず、長期休暇明けというのは登校渋りや不登校になるきっかけになることが多いものです。
いじめや友達関係のトラブル、クラスに馴染めない、勉強についていけていない、といった理由が背景にある場合は、勿論子どもたちの様子を慎重に見てあげる必要があり、些細なSOSでもキャッチしてあげることが大切です。長く休んだことで緊張の糸がある意味解け、もう登校することができない、というのであれば、学校と相談し問題の解決と次の選択肢を考える、ということも必要でしょう。
ところが、最近の不登校というものは、背景にそういったトラブルが必ずしもあるとは限りません。トラブルはないに越したことはありませんが、「無い」と言われれば、逆に何から対処して良いか分からず、対応に困ってしまうことになります。
では、トラブル以外の不登校になる要因として挙げられているものにはどういったものがあるかというと・・・
・新学期なら新しい学級、先生、友達に慣れない
・生活リズムの乱れ
・天候の影響・・・
というのが大体ではないかと思います。
私はこれに加えてASDやADHDの子どもたちの複雑な体のリズムについても説明したいと思います。