昨日、行ってきた白浜・千畳敷・三段壁があまりに素敵だったので、もう少しだけ披露したいと思う。
もう少し近いと思っていたが、案外遠くて、ついたらもう3時過ぎだった。和歌山市以降は高速をあまり使わなかったこともあるし、途中で、すごい規模のとれとれ市場に寄ったことも影響してるかとは思うけど、それ以上に思っていたよりも遠かった。
千畳敷は、風に飛ばされるかと思うほどの強風で、風邪が治ったばかりの身には堪える寒さ。耳が痛いし、肺をやられそうだった。だから、早くつけたとしても、決して長くは滞在できなかったとは思う。もし、風がマシだったら。岩場に座ってもう少し長く夕陽を見ていたかったなと思う。
千畳敷は、白く柔らかい砂岩からなる大岩盤。長い年月をかけて波に浸食され、徐々に沈みながら今の姿となっている。
岩場を登り歩きながら足元をよく見ると、所々文字が見える。観光客が記念に恋人の名前や日付をを掘って帰っているのだろう。そんなに柔らかいのか?と思い、しゃがんで触ってみた。本当だ。いとも簡単に書けてしまいそうだ。爪の型がすぐついた。
だけど、どうだろう?
ここからは太平洋に沈む太陽の様子、真っ赤な夕焼け、広大なスケールの眺めに対し、この足元の落書きがマッチしない。美しくない。これが落書きのない真っ白で滑らかな岩だったなら、どんなにすばらしかったことだろう。そこだけが残念。
三段壁は恋人の聖地と呼ばれているそうな。
千畳敷から車で2分。徒歩なら11分ほどで移動できる場所なのに、あり得ないほど風がない。穏やかなで静かな場所。凪だ。
帰り道、白浜方面に戻るともう一ヶ所、見所がある。
海の際を走る道路からすぐそこに見えてくる「円月島」だ。
島の形が♥️みたいで可愛い。
夕やけはオレンジ色だと思っていた。
こんなに鮮やかなピンクは初めてだった。