きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

一年の計は元旦にあり。

この言葉を、年末から私は療育に通ってくる子ども達に話して聞かせました。

同じ言葉を繰り返し繰り返し、同じ時期に話して聞かせると、それを子ども達の体が覚えていき、概念形成され理解するようになります。それが、経験することの強さなんだろうなと思います。

 

さて、「一年の計は元旦にあり」は、私自身が自分にも戒めて課していることでもあります。

大したことはできませんが、細やかながら、おせちを作り、家族が起きるまでにはお雑煮も作る。

ということだけ続けてきました。

 

必然的に毎年元旦は家で過ごす。これが私の中での「当たり前」でした。

 

ところが、今年は大きく変わりました。

お煮しめなどの最低限のお料理はしましたが、元旦である今日は、朝早くから出かけることにしたのです。

行き先は和歌山です。なんとなくです。なんとなく、白浜方面に行きたいなぁとなったのです。

「いつものパターン」を崩すのは、ちょっぴり変な感じがします。体がイヤだと抵抗します。

気持ちが諦めて受け入れ出すまで少々時間がかかりますが、行ってみて分かりました。

 

「家にばかりいなくていい」と。

白浜の向こうにある千畳敷や三段壁はおそらく25年くらいぶり。ずっとまた来たいと思っていたところシリーズの内の1つです。私たちだけでなく、たくさんの人たちが、元旦の今日、この場所に集まり、海からの強い風に煽られながら素晴らしい景色を楽しんでいました。

 

キラキラ光る波、海に沈む真っ赤な夕陽。それは、元旦にも似合う風景でした。

 

元旦の過ごし方は、色々あるんだな・・・と再認識しました。

 

例年と違う行動。だけど、素晴らしい景色と経験。一年の計は元旦にあり。今年はこれまでと違うことをする始まりだと感じています。