きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

カマキリの君の躍進。

秋晴れの下、地域の小学校の運動会は無事開催されたようです。

まだコロナ禍の影響で、種目を減らして午前中だけの開催です。

団体演技と○m競争とか、リレーとかに絞られたみたいです。

私のところに通ってくれている大勢のお子さんがこの日を迎え、家族の応援の中、緊張したり照れたりしながら、持てる力を精一杯発揮してがんばったのではないかと思います。

この日は、運動会のない子達が来てくれていたので、私は各学校を見に回ることはできませんから、心の中でみんなの応援をしていました。

 

その中で、  一番気になっているのは、やはり再登校を果たしてまだ1ヶ月のカマキリの君です。ちょっと朝が遅くなって来ていたので、開会式から参加できたかなぁ・・・と心配でした。

 

運動会の数日前に会った時は、

「先生も見に来たら?○○の学年、2番目の出番やで。8時半やで。」

と教えてくれていました。そして、まだ数回しかダンスの練習もしていないから、

「ここで練習する!」

とのことで、ちゃんと曲も覚えていて教えてくれました。YouTubeで流してあげると、リズムに合わせて踊っています。

これ、たった数回で覚えたの?

すごく上手です。

そして、キレがあり、とってもかっこいい。

一生懸命思い出しながら踊っている姿を見て、惚れ惚れしてしまいました。これは才能だなと。記憶力もとてもいいのでしょう。なにせ、昆虫博士で博識ですからね。

 

練習したダンスはどうだったかは聞いていませんが(まだ本人とは直接会えていないので)、

なんと

「4人で走る80m走は、一位だったよ!」

ですって。

ほぉ~、やるじゃん。見事なカムバック!

 

今度会ったら、誉めてあげよう。

心がほんわり温かくなります。