きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

リンクする出来事。

昨日、ラジオ体操の歌詞について触れてから出勤をしました。

お天気がいいって、やっぱり気持ちがいいよね、と、お陰で気持ち良く仕事を開始できました。

 

午前中は、今週に起きた出来事の対応に追われてエネルギーをかなり使いました。

お弁当を子どもたちと一緒にたべていると・・・先に食べ終わったお子さんが、何やらやって私たちにアピールしています。

よ~く見ると、体操です。体操をしているみたいです。

話すことはできませんが、もうすぐ高校生なので、経験から言われていることはかなり分かっているようで、いつもジェスチャーで色々教えてくれるお子さんです。

「体操してるの?」と他の先生が聞くと、

(うんうん、そうだよ~)と言うように笑顔で頷いています。

「体操って、ラジオ体操かな?」

(それそれ、その体操!)キャ~!!っと高い喜びの声をあげながら右手は人差し指だけ立てて、先生に向けて前後に振っています。喜んでいるので当たりのようです。

「じゃ、音楽かけてみようか」

「キャ~~⤴️🎵」と今度は期待の声。両腕を高く上げています。

このお子さん、いつも食後にスイッチが入るんですよね。お腹が満たされて上機嫌になるんでしょうね。食後の運動だから、丁度いいね。

音楽が始まると、待ってましたとばかりに大きく腕を上げて回しています。先生が順番を忘れてお手本を見せられなくても、自信満々で次々やっています。これは全部覚えてるっぽいよ?

さすがもうすぐ高校生ともなると、学校でたくさん経験を積んで来ていますものね。たくさんのお子さんを見てくる中で、経験ほど大切なものはないなと日頃から実感しています。

集団に入れるかな?入れてもストレス高いだろうな。何より理解が難しいかも?。小さい時はそう思えても、子どもたちは何年も学校で繰り返し、経験していくことで見通しを立てて落ち着いて生活することができだし、挨拶や、生活基本的動作や、マナーやルールといったものを覚えていきます。季節の歌や行事、食べ物なども学んでいきます。ラジオ体操なども、そうやって体育や水泳の時間、または夏休みに繰り返し行っているでしょうから、やっぱり体が覚えているのですね。

他の子どもたちも、つられて動いています。たのしそうです。

いつもしているわけではないラジオ体操。

たまたまその日の朝お天気で、頭の中に流れたラジオ体操。

でも、その「たまたま」にも、何か意味があったのかもね。

 

こんな風にリンクした出来事が日常の中でよく起こります。