きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

努力の結晶。

昨日は、通ってくる子どもたちに、ミラクルなことがたくさん起きました。

ラクルというと、突然ラッキーなことが降って来たようですが、厳密にいうと、努力が実った瞬間!ということです。

ある子は、連続両足ジャンプができるようになりました。これは腹筋力と背筋力、そして脚力がついた証です。3年かかりました。

そして、跳び箱の横向き二段を跳ぶことができました。反動をつけて、リズムをつけて足を開脚して跳ぶ必要があります。

どちらも自分の体を自分の意思でコントロールする必要があり、それが整ったということになります。

 

もう1人は、発語がなくて、コミュニケーションを取ることが難しいお子さん。他者の意図が分からないので、なにかを教える、伝えるという時点でむずかしさがありますが、この頃誘導に従って動くことが出来だしました。そんな時に跳び箱二段に「1、2のジャンプ」の合図に合わせて跳び箱にとびのり、またそこから「1、2のジャンプ」で大きくジャンプ!とても上手にできたのです。両手を補助で持たず片手だけ、口頭指示だけ、など、徐々に介入(プロンプト)を減らしてできるようにしていきました。

 

それから、このお子さんも連続両足ジャンプができてきました。対面になり、私は後ろへ下がりながら両足ジャンプで跳びます。この私の動きに引っ張られるようにお子さんも同じタイミングで跳べました。

こちらは四年半かかりました。

 

できた瞬間は、大拍手です。

一段一段、発達の階段を登った結果です。