煌めく海と、神秘の水族館。興奮冷めやらぬうちに日は暮れゆき、そうなるとやっぱりお腹は空いて、どこか美味しくていいお店はないかな?とGoogleさんで検索。
ちょうど近くにイタリアンのお店があるみたい。そういえば、私たちはお昼を食べていなかったような!?
砂浜で海を見ていた私たちは、エネルギー不足の体で足を捕られる砂の上を、一歩一歩ギシギシと歩いていった。
こんな海のすぐ側の遊歩道も、ランニングしている人たちがいる。ランニングする人というのは、場所を選ばないのね。海辺だろうが、川岸だろうが、走りたい人にとっては絶好のロケーションでしかないのだろう。驚いたのは、六甲の山の上や箕面の山中でも走っている人がいたこと。途中でアクシデントがあったらどうやって帰るのだろうか・・・と、目丸くしてしまう。
さてさて、そんなことまで考えながら、やはりギシギシ進むこと7分。
なんだか石造り?の雰囲気のよい建物が現れた。どうやら検索で出たお店はここっぽい。少し重厚感のある構えに躊躇しつつも、そそられて入ってみることに決定した。
落ち着いた店内。イタリアンなのに、和風の魚の絵が飾ってある。LUNA SEAの写真は正面にでかでかと。色んな要素がありながらも、まとまってお洒落に収まっているのが不思議だった。
私はスパークリングワイン、鯛のカルパッチョ、オマール海老のリングイネを頼んだ。夫はオリーブのリングイネ。もっちり、しっかりのパスタで食べごたえあり。とても美味しかった。
私たちは一番のりだったようで、後から後からお客さんが入ってくる。人気店だったようだ。
だけど、値段は高過ぎず、気取りすぎず。とても良いお店だった。
帰りは、来た海岸沿いの遊歩道を戻ることに。きっと真っ暗・・・かと思いきや、遊歩道沿いに街頭が立ち並び、嘘のように明るく道を照らしている。夜の海は真っ暗で怖いから、防犯対策としては良いかもね。恋人同士にはロマンチックかも。
ただ・・・、ウミガメは、ここに産卵には来ないだろうなぁ・・・。