きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

人の心。

おはようございます。

皆さんは、5日の月を見られましたか?

ストロベリームーンは4日のはずだったのに、5日の月は、赤くてとても大きかったです。

 

こんな月を見ると、私は決まって大好きだった「ドロロンえん魔くん」に出てくる、地獄からの迎えの使者を思い出します。

えん魔くんが倒した妖怪を地獄送りにする時、迎えにくる、背に車を抱えた使者です。(知ってる人は少ないかもね)

こども心に怖すぎて、逆にレアキャラの様に出てくるのを楽しみにしていました。

赤い月が出ると、地獄や魔界の様な異次元への入口が開いたなぁ〜って思ってワクワクしてしまう私です。

 

私は時々、月をブログに載せています。掲載した写真を見ると、同じ月なのに、季節や天候、時間帯など、条件が同じな時がないように、その表情は同じ時がありません。

だから、飽きることなく月を見上げ、その時受けたインスピレーションによって、その日の出来事だったり、この先の未来だったり、遠く離れた友達や家族だったりへ、思いを馳せることができるのかもしれません。

 

この赤く大きな月を眺めていると、月が見せてくれる日毎に違う様子が、人の心と似ているな•••と感じました。

 

人の心も、日々移ろいます。

生きていると、色々なことがありますから、心は常に揺れ動いていますよね。

嬉しい時、悲しい時、悔しい時、その時の感情によって、表情も行動も変わるでしょうし、例え表に出さないようにと努力していても、知らず知らずの内にオーラとなって滲み出て、他者に伝わるものだと思います。

 

また、見る方向によっても変わりますよね。見る人によっても違うと思います。

全然見方も角度も違う2人が、「あの人はこういう人だ」「あの人はこう言っていた」とお互いに主張したとしても、どちらかが正しいということではないのでしょう。

 

コミュニケーションは、相手あってこそ。誰しも相手によって、自分の出し方を変えたり、意見の伝え方を変えたりすることというのも、多少なりともありますしね。

 

一方向から見えている姿で、一人の人を判断していると、ある日、「おや?知っている〇〇さんとなんだか感じが違う」と、前とは違うオーラを感じ、不安に駆られることだってでてきます。

「どれが(どちらが)本当のあの人なのか?」と考えてみても、答えは見つかりません。

一番大事なのは、月も、人の心も、その日、その時といった条件によって変わるもの、と心得ておくことだなぁ••••と、赤く大きな月を眺めながら、ぼんやり考えていました。