きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

発達障がい

きらめき療育論: 写真をとられるのが嫌いな理由。

「さあ、みんな、並んで〜!」 「カメラみて〜!」 「とるよ〜!」 「こっちだよ〜!見てみて〜!」 「お〜い!」 「笑って〜」 「はい!チーズ!」 これは皆さんお馴染みの集合写真をとっている場面です。 園で、学校で、お出かけで、生活の中で、複数の他…

33年の時を超えて。

私たち同級生は、高校を卒業してから、度々集まってきた。高校2年の時のクラスの男女仲良しのグループに、時々他のメンバーが加わったり、変化しながら今年35年を迎えた。 私は子育て時代や仕事をしていた超多忙時代にはあまり顔を出さず、最近になって時々…

福の神の住む地。

あるところに、福の神が住む(といわれる)土地があります。 自然にただ囲まれて、静かで落ち着く、それだけとも違う、なんだか異空間を感じるその場所を、今回はご紹介したいと思います。 ただ、そこは、街の喧騒とは別世界で、本当に心身共に安らぐ良い場…

きらめき療育論: あのこはどうして支援学級にいるの?と聞かれたら。

さっきまで一緒に遊んでいたあの子が急に自分と違う学級に入っていった。 「あれ?〇〇ちゃん、どうしたの?どこ行くの?」 「このお部屋なあに?わあ!おもちゃみたいな物がいくつもあるよ。素敵!」 「トランポリンやバランスボールもあるんだ!いいなぁ」…

地球上をテクテク歩く「アリ」のその後。

おっと・・・・。うっかりしている間に9月になり、5日が過ぎてしまいました。 ご心配くださっていた方もいらっしゃる車の修理は無事に終わりました。 ちょうど台風が来る前で(結局関西は来なかったんだけど)、私のお世話になっているホンダさんが、「台風…

全ての子どもたちに愛を。

はてなブログに『「生きる」を考える』、という名のブログを書いておられる天然!(id:aki3nak)さんという方がおられます。 この方が以前に、「子どもは野放し 公共施設でのマナー」と題して、斎場を走り回る子どもたちのことについて書いておられました。 …

車なし生活1週間。

私、この度、車を修理に出しました。 このブログを続けてお読みいただいている方なら、ご存知かもしれません。 私、去年の終わりだったか、今年の初めだったか今となっては忘れましたが事故に遭ったんですね。 それから色々ありまして、世間でも保険会社のあ…

ドウガネブイブイとフンコロガシとスカラベと。。。

休みの日の朝。 私がいつもゆっくりなので、朝ご飯は9時や10時頃になることが多い。 だいたい早くから起きている夫は、フルーツなどを食べて待っていてくれて、私が起きてから一緒に朝昼兼用のブランチとして食べてくれる。 あーだ、こーだと話しながら食べ…

清流の国で森林浴。〜森では蝶や蛙も友達さ。

行ってきました、清流の国。 ここはそう呼ばれるのに相応しい。 来る度にその川の美しさに思います。 晴天。 青い空と白い雲、そして周りの濃い緑とのコントラストが鮮やかです。 夏! そう感じる1枚。コトコト走る車の音が聞こえてきそう。 街の中心地を少…

きらめき療育論: 作文のお手伝い〜主体的な作文を書く力を育てる指導法。

日曜日は、5年余り療育施設で見させていただいていたお子さんのお母さんのたってのお願いで、夏休みの宿題である作文のお手伝いをさせていただきました。 夏休みの宿題で必ず出されるといっていいのが読書感想文や作文。 書くのが大好きなお子さんがたまに…

市役所で、、、。

息子を連れて 市役所へ。 今日は今後息子が就職したとして、調子が良いように思っても、いつどんなことがきっかけで、また外にもいけないほどしんどくなってしまうか分からないので、動けるうちに、これから自分で生きて行くために、受けられる支援にはどん…

夏が来たねぇ!

こんなに空って分かりやすいんだ。 梅雨が明けた途端、この空だよ。 そりゃあ、息子も別人の様に、この1週間早起きできたわけだ。 オバケたちと、ボーダーがかわいい♡ 今日、元気がない人たちに、プレゼント❣️

きらめき療育論: 学校では教えてくれない話。夏休みを使って親から子への「お家教室」をしてみませんか?

さあ、とうとう夏休み突入ですね! 朝から晩まで子どもたちと一緒でどうしよう?と頭を抱えているのお父さん、お母さんに、私から提案があります。 この長い休みの間の時間を使って、「学校では教えてくれない話」を、お家で、お父さんやお母さんからお子さ…

きらめき療育論:スクールカウンセラー制度は機能しているか?その役割とは。

今や多くの学校に配置されているスクールカウンセラー。 子どもさんのおられるご家庭なら、学校からスクールカウンセラーを利用できる日程を知らせるプリントなどで、そういう制度があることをご存知のことでしょう。 中には何度か利用してみた!という方も…

バレーボールシューズ物語。

新しく、バレーボールシューズを買った。 まさか、今になって新調することになるとは予想外だった。 週一で務めている幼児親子体操教室の講師では、2コマの内の1つが、体育館で行われるため、体育館シューズを履くのだけれど、前回まで履いていたバレーボー…

きらめき療育論:子どもの癇癪。内言語の獲得方法と、それを他者に伝える手段、絵カード・気持ちの段階を表すイエローカード・レッドカードを使えるようになるには。)

さっきまで静かに座っていたと思ったのに。 さっきまで笑って楽しそうと思っていたのに。 次の瞬間、急に地団駄踏んで怒り出す。 「え〜?なになに?なんで怒ってんの?」 「なにか嫌なことあった?なにか欲しいものあるの?」 「どうしてほしいの?ほら、教…

息子が小学生だった頃。親子で向き合った日々。

息子が周りと何かが違う、と気づいたのは産まれて3日目のことでした。 出産の際の大量出血で母乳をあげることができず、息子は新生児室で看護師さんからミルクをもらっていました。 廊下を隔てた向こうの新生児室で一際大きく泣く声が息子だということは、…

きらめき療育論: 不登校になったら、登校刺激しない方が良いと一律に考えてしまうのはなぜ?

「見守ってあげて。」 「登校刺激はしないであげて。」 「学校なんて行かなくていい。」 という言葉は大人にとって耳障りの良い言葉です。 気持ちがスッと楽になりますね。 悩める大人たちは、この言葉に寄りかかり、「自分の心」の居場所としてしまうようで…

お泊り療育を開催して。

先々週の土日に、6年来のお付き合いのあるお子さんのお泊まり療育を行いました。 前々から、是非にとお母さんからご依頼をいただいていて、やっと日程の調整ができたのです。 今回はなんと本人の、 「きらめきのところで、嫌いな食べ物に挑戦する!!!」 …

大雨警報発令中。

Jアラートが鳴り、大雨警報が鳴り、落ち着かない夜を越して、朝の窓の外の雨を見ている。 夫はこの雨の中、カッパを着てバイクで仕事に出動していった。 今の私は、今日行かなければならない予定はなく、こうして室内から眺めているだけでいい。 ふと、6年…

息子とトートロジー。

息子は恐らく睡眠障害を持っている。 ただし学生時代は苦労しながらも登校は続けてくることができた。 問題は、大学に通う中で、何やら人間関係で上手く行かないことがあったのだろう。そういうダメージも加わっているのがややこしいところだ。鬱的症状があ…

きらめき療育論: 子どもたちは小さくても、立派な「人格」を持っている。

私の周りには、とにかく可愛いお子さんたちが、常にいっぱいです。 それは、お父さんお母さん方が大切に大切に育んでこられた子どもたちです。 そのお父さんお母さんのお顔を拝見し、子ども達に関わるお姿を見る度に、そこにかけられた想いや願いを感じ、胸…

きらめき療育論:GW明けに不登校が増える理由。広く理解されていない体のリズム。

人によっては10日ほどもあったという今年のGW。後半は、私の住む地域では雲ひとつない青空が広がり、気持ちの良い行楽日和が続いていました。 最終日の今日は緩やかに下り坂で午後には雨になるようです。 連日のお出かけやイベントで疲れた人も、今日はゆ…

片羽のてんとう虫。

4月28日午後のこと。 今は地面に寝っ転がって、この記事を書いています。 少し人里離れたところに自然の中でゆっくり過ごせる場所がありまして。ちょくちょく夫と来ております。公民館的な建物の後ろに広い広場があり、対面に見える山並みの裾には小川が…

ちびっこ達と新たな出発。

1月から、週に1度、2歳と3、4歳児の親子体操教室の講師をしている。 長年(30数年)続いたその教室の、二人の先生の内のお一人が3月でお辞めになるので、1人講師を探しているけど、どうですか?と声をかけていただいたことがきっかけで。 市の子ども…

きらめき療育論:目を合わせることが苦手なのではないのです。合わせたくないのです。

まるで磁石のS極とS極の様に、目を合わせに行けば行くほど、逆にグリン!と反対方向へ向いてしまう自閉症圏の子どもたちの目。 こんな上手に躱すことができるだろうか???というくらい上手に合いません(笑)。 自閉症圏の子どもたちは、目を合わすのが…

きらめき療育論:全幅の信頼を置ける人が学校には必要なのだ③

「全幅の信頼を置ける人が学校には必要なのだ」の2篇を読まれた方は、これだけのことを身につけるのは難しいと感じられたでしょうか。 しかし、まずは子どもたちが感じている世界を知ることに意味があり、支援の先生、介助の先生、療育施設の指導員、など、…

きらめき療育論:全幅の信頼を置ける人が学校には必要なのだ②

前回の「全幅の信頼を置ける人が学校には必要なのだ」では、 ①全幅の信頼を置ける人とはどういう人か? ②学校がどうして危険地帯なのか? ③どう対処してあげるといいか? について、書きました。 ②では、「不安の強さ」という不登校になりやすい子どもたちの…

きらめき療育論: 全幅の信頼を置ける人が学校には必要なのだ。

全幅の信頼を置ける人が一人学校にいてくれたら、きっと、それだけである一定数の不登校児は学校に行けるようになるだろう。 なぜなら、不適応を起こしている子供にとって、学校は危険地帯としか思えていないからだ。 だけど、たった一人でも全幅の信頼を置…

人生の荒波を乗り越える力、他力本願。〜再掲、感性を研ぎ澄ます。

春の嵐は例年よりも激しく、吹き荒れてサッと去っていきました。 今朝の関西は、何事もなかったかのように穏やかに晴れています。 昨日は目まぐるしく空模様が変わり、晴れたと思ったら雨が降り、また晴れたかと思ったら、雪が降り、の繰り返しで、翻弄され…