きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

朧月夜。

今週末は、雨に向かうからか、昨夜、窓から見える月はぼんやりと霞がかっていた。

 

火曜日には、まるで対照的な、眩いばかりに黄金に輝く満月を少し過ぎた月が輝いていて、まだ引っ越ししてカーテンのない部屋では、眩しすぎて眠れないくらいだったのに。

月明かりに照らされて眠れない、という経験は初めてで、何度も目が覚めたのだけれど、何度目かに「あれ?」と気づいた。目を開ける度に、月の見える位置が変わっているんだ。勿論それは当たり前のことなのに、その時ばかりは異常にその速度が速くて、最初は窓の左端に見えたのに、みるみる内に真ん中のサッシの枠に隠れ、そして右に出ていったのだった。

それなのに、昨夜の朧月は、同じ時刻に窓の中にも入っていない。出ていないのかとベランダに出てみれば、ずーっと左の向こうにひっそりと上がっていて、ぼんやりと霞がかって光っていた。

 

たった2日で、こうも変わるものだろうか••••。

そう言えば以前、月を見る度に

あれは新月、あれは下弦の月、あれは•••と教えて下さる方がいた。

 

未だに月に疎い私は、一昨日の月が何にあたるか知らない。