きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

2023年上半期ベスト1 ワイルド•スピード ファイヤーブースト

今週のお題 上半期ベスト〇〇は、先週、いや、先々週か先先々週?のお題だったと思う。

このお題で書くつもりは、ついこないだまでなかったのだけれど、私の中に俄かに降って湧いた「これが上半期ベスト1だ!」の気持ち。

それが、今公開中の映画『ワイルド•スピード ファイヤーブースト』だ。


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先週の三連休、私たちは、特にどこかに出かけようとかイベントに繰り出そうとかは考えていなかった。

だからこそと言うべきか、時間には余裕があった。

ふと、そうだ!私達には映画券があるではないか。しかも無料の招待券が!と思い出した。

 

なぜ、私達が無料の招待券を持っているのか?このブログを継続的に読んで下さるコアな読者の方がいたら、知っておられよう。

え?忘れた? そんな、忘れた方も、知らない方も、何なに?と思った方は是非とも読んでいただきたい。『マーベリック再び』を。

kiramekituzuri.hatenablog.jp

 

しばらく映画から遠ざかっていた私。その理由は、夫が映画を見る習慣なく育った稀有な存在な為。

それは、この先も続くかなと思っていた。のに、さっきも書いた様に、俄にチャンスが訪れた。それが、「トップガン マーベリック」と、今回の「ワイルド•スピード ファイヤーブースト」だ。

なぜなら、夫が飛行機とスポーツカーが大好きだから。初めてのものに挑戦するには、好きな物から着手するのが一番!という私の策略。これが、成功した。

とはいえ、1作目がトップガン•マーベリックというだけでも、刺激が強すぎて心配したくらいなのに、2作目がワイルド•スピード ファイヤーブーストとは。

少し前もって免疫をつけたほうが良いのかも。そう考えて、事前に予告編を夫に見せて見た。

見た後、夫は衝撃をうけたらしく、エネルギーが切れてシャットダウンしてしまった・・・・💧

 

私はワイスピは今回が始めてではない。EURO MISSIONを映画館で見たし、SKY MISSIONは自宅でレンタルして見た。そして、密かにすっかりハマってしまっていた。

ワイスピは、今まで幾つも映画を見てきた中でも、断トツ激しくハード。何と言うか、それはカーアクションだけでなく、暴力シーンだけでなく、普段私たちには見えないが、確実にどこかにある世界の地下組織の怖さを感じさせるからかもしれない。全編に流れる、ヒップホップのビートもそれを増幅させるのに十分だった。

このワイスピシリーズ、W主演を務めていた、ブライアンことポール・ウォーカーと、ドミニクことヴィン・ディーゼルが渋くて格好いいのは間違いないが、私の関心を特に引くのは、今回ドミニクの妻となったレティことミシェル・ロドリゲス

この人凄くない?完全に、他の女優さんたちと一線を画してます、迫力が。

EURO MISSIONで、レティが記憶喪失になっているところを地下組織から助けられるストーリーでは、なぜ、ドムはこの人と恋人になったのだろうか?と何度となく考えさせられた。

あの表情、あの鍛え上げられた肉体。そしてバイクテクニック。どこからが本人で、どこからがスタントマンか?「ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちのほこり」のために増量した体を絞ってあの体は、例えバイクに跨っているだけでもワイルドすぎる。サイファーとの戦闘シーンは実際に二人が行っているらしい。ついつい、私もできるかな?目線で見てしまう笑

そんな迫力ある佇まいのレティだから、ドムの恋人、そして妻に相応しいのだな・・・と妙に納得。

 

そして、この作品になくてはならない悪役。ダンテを演じるジェイソン・モモアがお気に入りだ。その巨体から醸し出されるユーモアさと可愛らしさが、バチカンローマ教皇庁を爆破する計画で、神をも恐れぬダンテの狂気を更に増幅させて感じさせる。あまりの強烈なキャラで目に焼きつき、忘れられない。ファンになった笑

 

もう一人、忘れてはならないのはドムの息子、リトルB。

クリクリとした丸い目が、エマニエル坊やを彷彿とさせる・・・え?知らない?お母さんに聞いてみてください。おばあちゃんかな・・・?

ドムの息子として、激しいカーアクションに巻き込まれても、ものともせずに冷静に演技をしているが、大丈夫?トラウマにならない?と見終わった後、やや心配になった。

 

予告編は、ただただ激しい場面で構成されて、ストーリー性はないのか?と見るまで不安もあったけれど、いやいやそんなことはなく、このワイルドスピードのシリーズの終結にむけて、各国を駆け巡ってファミリーそれぞれへの愛が散りばめられたストーリになっていてとてもよかった。

続編が待ち遠しい。

 

上映中、夫が心配でチラチラと様子を伺ったが、2時間21分中、ずっと身動ぎ一つせず、まるで心を失っているかのような表情で見ていた。動物愛護の精神が強く、ガンジーのように非暴力・不殺生の人なので、耐えきれず途中で怒って帰ってしまうのではないかと思ったが、最後まで、瞬きしてる?と思うほど、ロボットのように冷静に見終えた姿は、ワイルドスピード以上の驚きだった。

彼曰く、「興奮しないように感情を抜いた」のだそうな。

 

ワイルドスピード・ファイヤーブーストは、私の中で間違いなく上半期ナンバーワン映画だ。

 

これも、2度目のトップガン・マーベリックを見に行った、某109さんのおかげ。

この刺激だけでこの夏を超えられそう。

 

私は今、ドライブ中はヒップホップを聞いている。


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