何の変哲もない日常の中で、そうそう不思議な出来事など起こるはずもない。
そう思っているあなた。
ところが、よーく目を凝らして見渡してさえいれば、ちょっとした「不思議」というのは案外身近に転がっているもの・・・かもしれませんよ?
そういう私は、この間から、「不思議」と言うワードのついた記事を2つ続けてアップしていました。
が!
またまた起きてしまったのです。不思議なことが。
と、自分で自分のハードルを上げる・・・。
それは一昨日のこと。
今私は、絶賛介護母と引きこもり息子へのバックアップ中で、どちらかというと息子に全力集中して対応しているので、あえて考えがあり雇われの身を辞めているのですが、その為に、次の入金日まで、あと数日、手元に現金が無い!という事態に陥っていました。(母が働くと息子があてにしてまだ大丈夫と余裕をかます為、あえて追い込んでいる)
夫にお願いしなくても、あと二日ほど、生き延びる(大袈裟)方法はないものか?とあれやこれやと考えを巡らしておりました。しかしこれといって目立った得策もなく、大人しく過ごすに限る、と諦めた・・・矢先のことでした。
ピ〜ンポ〜ン🎵
ほぉ〜。
このタイミングでピンポンねぇ。
我が家は宅急便しかほぼ来ない家。
はて?何か頼んだかな?と一応インターフォンの画面を覗きます。
「ゴニョゴニョ」
なんと言ったか全然聞き取れません。
それが相手の手法か?と思いつつも出てみたところ・・・。
「あの・・・何かリサイクルはありませんか?電化製品など。」とリサイクル業者の訪問しらみつぶし商法でした笑
普段なら、即座に「ありません」と丁重にお断りするところですが、ちょ〜どオーブンレンジを廃品回収に出したい!と思っていたところ。
我が家のオーブンレンジは、私が離婚してすぐ購入したもので、もう12、3年くらいは使っています。娘が小学生の高学年の時に留守番をしていて、作り置きして行ったオムライスを温めようと、うっかりスプーンを入れたままのお皿ごとチン!してしまったようで、ものすごく火花が散り、驚いた娘は念のため、急いでレンジを止めてお皿を出してから、もう一度スプーンを抜いてチンしてみたのだとか。
ところが、直後からさっきまではなかった「ガリガリ」という不快音が出て、新しいレンジを壊してしまったと動揺した娘が大泣きしながら私の職場に電話してきて、なんとも一人で留守番をさせて怖い思いをさせてしまったと不憫な思いが胸を駆け巡った・・・という、思い出のオーブンレンジです笑
それからというもの、ずっと、「ガリガリ」異音を慣らしながら我が家の食卓を温め続けてくれていました。
でも、不安だったんですよね、ずっと。
いつ、「バーン!!!」と爆発するか、と冷や冷やしながら使っていました。
そんな時、母の介護に和歌山に行った時、義父が「お〜い。レンジ要らんか?さら(新品)やで」と言うのです。「さら」と言っても、買ったけど使わないまま、何年も眠っていた、ということだと思うのですが。
でもレンジもオーブンもついているので、恐らく何も問題はなさそう!これはラッキーなこと。いるいる!と即答して我が家に持ち帰ったのでした。
でもなぁ。まだ使えるしなぁ、処分するのも大変だしなぁと、現役レンジに未練もあり、取り替えることもしないまま、新しいレンジは放置していました。
この機会を逃すと、このまま年を越してしまいそうな予感、、、。思い切って査定してもらうことにしました。
ただ、今の今まで使っていましたからね。お掃除もしていませんし。値がつくとも思えません。
「他に何かありませんか?まとめて査定いたします」
ほらね。
売ってもいいなと思っていた指輪とイヤリング、そして他の貴金属店では値がつかないものを数点お見せしました。
結果、
レンジは年数も経っているので値がつかないけど、代わりにアクセサリーをまとめて一万円でどうですか?とのこと。
はい、お願いします。ついでにレンジも持って帰って。
ということで、新しいレンジもレンジ台にセットしてもらい、古いものは持ち帰ってもらい、手元には一万円札が1枚残りました。
さっき、諦めたばかりだよなぁ。
で、家を一歩も出てないのに、何故か今、お金を手にしている、、、。
不思議ないつものこのパターン。
一体、なんなんだろう???