人は生きていれば必ず困難にぶつかる。
足掻いても、足掻いても、いっこうに前に進めない時、
何もかも虚しく、孤独で、絶望し、嗚咽する。
障がいを持った子供を抱え、毎日毎日同じことが繰り返される日々。
引きこもりの子供を持ち、将来の姿を思って途方にくれる夜。
相手の心に届かないと無力を感じる瞬間。
ずっとこのまま。
このまま何も変わらない、としか思えなくても、
諦めないで。
覚えていて欲しい。
子どもたちは成長する。
人は変わる。
ずっと同じじゃない。
私たちが変われば空気が変わる。
空気が変われば相手に伝わる。
私たちが動けば事態は動く。
真っ暗闇の向こうには、目を凝らせば必ず一筋の光が差している。
その光さえ、
見失わなければ、必ずたどり着く。
巻き込まれずに。
倒れても、一休みしたら
また顔を上げ、
立ち上がろう。
大きく深呼吸して。
一歩一歩。
それは匍匐前進のような歩みかもしれないけれど、
前を向いて進んでいこう。
螺旋階段のような歩みかもしれないけれど、
上に向かって上っていこう。
光の差す方へ。
大切なのは、
「きっとより良く育つ」
と強く信じる心。
諦めない心。
学ぶ心。
けっして1人じゃないよ。