きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

もう今年のクリスマスは終わった気がする。

晩ご飯を食べに出ていて、ふと通りすがりのお店を見ると、まだクリスマスの飾りやアイテムを置いています。

「あら、まだクリスマスやってる」

と思って我に返りました。

そうでした。巷のクリスマスはまだ終わっていませんでした。

 

でも、私のクリスマスはもう終わった感じがしています。

私個人が持っている療育の会のクリスマス会も先週終わりましたし、幼児親子体操も秋期が終わりクリスマスバージョンのメダルをプレゼントしました。ボランティアで参加している市内の障がいを持つ子どもと親で開催している運動の会のクリスマス会も今日終わりました。

どの会の子どもたちもとっても楽しんでいました。

今年力を入れて関わってきた自閉症ダウン症を持つ子どもも大人も、「先生〜」といって次々声をかけにきてくれました。

大勢の中にいると不安定で、目の下にクマを作って不穏に右往左往していた子も、今日は笑顔で私と一緒にチーム対抗競技に参加できました。

いつも集団から離れたところで座り、人の促しにガンとのらないお子さんには、会えたら必ず声かけして好きそうな種目に参加出来るよう関わりを続けていたからか、今日は私からの「〇〇ちゃんのところに行こっか」という誘いに「うん!」と大きく頷いて移動し終わりまで集団の中で過ごしてくれました。

自分の世界に籠もって他者からのコンタクトを拒んでいた中学生になったお兄さんには、いつもサーキットは1周でもいいからカッコいいところを見せて、と言っていたら、皆と一緒に回れるようになっていました。今日はみんなが座ってサンタさんの話を聞いている中をウロウロとしていたので、一緒に座ろうと働きかけると素直に応じて一緒に座ってくれました。そして帰り際に来年また会おうね、と言ったら、ギューッと強く握手してなかなか離してくれませんでした。そんな風に熱くコミュニケーションを取ってくれたことが何より嬉しく感じました。

運動の手助けをしながら、上手に出来た時すかさず褒めてあげていた女の子(大人ですが)は、私のことをとても気に入ってくれたようで、後ろから急に抱きつきにきて、クリスマス会が終わるまでずっと一緒に楽しくおしゃべりしました。いつもは分からない、その子の日常を精一杯教えてくれて、何だか本当に心開いてくれたんだなと染み染み心が温かくなりました。

みんな、みんな笑顔でした。

サンタさんとトナカイさんからお菓子のプレゼントをもらい、みんなで手を振ってサヨナラしました。

 

今月は親御さんたちにも療育について、運動の大切さについて、1時間半に渡りお話をさせてもらいました。

親御さんたちも、大変喜んでくれまして、今年は種まきの時期で、色々とありましたが、この12月になって全ての伏線の回収がされたような感じがしています。

あぁ、楽しかったな🎵

もう胸がいっぱい。

 

だから、私のクリスマスは、もう終わった気がするのです✨