きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

関西は今日は晴れ。〜親からの贈り物。

3日からぐずついていた空も、次第に好転し、今日はすっきりと晴れやかなお天気になった関西です。

私たち人間も動物として、太陽や月などに大きな影響を受けて生きています。

曇天ならどんよりと、晴れやかな空なら晴れやかに、心も体もリンクして繊細に反応していますね。

だけど動物の様に、天気が悪いからと言ってじっと家に籠もってはいられないところが人間です。

晴れの日も曇りの日も雨の日も、それ相応に動くには、心身の調子を高すぎず低すぎず、まずまず良いラインで保つことが大切です。

アップダウンが激しいと、非常に不安定になって疲れてしまいますからね。

人それぞれ、このまずまずの良いラインは違うでしょうが、私が長年、安定して一つの仕事を続けて来られた方を見てきたところ、1つの傾向があることが分かりました。

今更かもしれませんが、それは「規則正しい生活」を送っている、ということでした。

早寝、早起き。

そしてしっかり朝ご飯を食べる。

そしてもう一つ。

よく歩く。

です。

私は宵っ張りなので、この方たちのようにはなかなかいきません。

それでも側でこの方たちの働きぶりや、けして楽ではない仕事への腰を据えた向き合い方を見ていると、良いお手本を見せてくれている先達に続くことができるよう、精進したいなぁと思うものです。

誰もが困難だと思うその職務を、「辞めたいと思ったことがない」とまで言うその方々の境地になってみたい、とも思うのです。

激務の中でも、早寝早起きを崩さず、例えお休みの日でも同じリズムで過ごす、という精神力と、それを日常にしてしまっている清々しさは、世の中では目立たなくても、凛と立っている素敵な方たちなのです。

そして、そういう方たちは、次第に仕事で成功を収めていかれます。

早寝早起きは一朝一夕では身につきません。

子どもの頃には親に起こされ文句を垂れながらでも、そうして大きくなるうちに当たり前になり、そうしないと気持ちが悪い、というくらいになるのでしょう。

その段階に来ると「身についた」といえるのかもしれません。

後はひたすらに継続なのでしょうね。

「継続こそ力なり」

基礎がしっかりしているからこそ、苦難に倒れず、地道に成功を収めていけるのでしょう。

 

幼いお子さんをお持ちのお父さんお母さん。

子どもたちの遠い未来のように見える近い自立の日を視野に入れ、また、すぐやってくる学校生活の為にも、地道に早寝早起きと、しっかり朝ご飯を食べる習慣を、率先してお手本となり教えてあげてくださいね。

起立性調整障害や発達障がいをお持ちのお子さんたちにとっては、朝はなかなか起きにくく、ご両親にとっても難関だと思いますが、そのお子さんたちを助けるのもまた習慣の力なのです。

自力では定着させることが難しいお子さんたちだからこそ、小さなころから習慣にしてあげることで、生活の基礎体力を作ってあげることができ、将来が楽になります。