さてさて。
前回が、「最近のお気に入り曲①」だったので、②を書かないというわけにもいかないのですが、、、。
ちょっと躊躇ってみたりして、、、。
なんというか、①もそうだったかもしれないんですが、②は特にあまり万人受けはしない路線だと思うのです、、、。
でもいいのです。だって、私のお気に入りなんですものね。
このブログでは、ちょいちょい音楽にも触れています。
ずっと読んで下さっている方がいらっしゃったらご存知かもしれません。
私、最近はチルミュージックだったり、ジャズだったり、二宮愛さんだったり、Easy listeningだったり、竹内まりあさんなどの昔懐かしの歌たちや洋楽だったりと、珍しくゆったりまったりな曲調を好んで聴くようになっていたのですが、元々はロック系が大好きなんですよね。
先日は、「本当に欲しいもの」にも書いた13年のお付き合いになる自閉症のお子さんのお母さん(同い年)とランチに行きまして。
その時にその方が「音楽があったからやってこれた」と仰って、大好きなロック系達はまさに私のカンフル剤として、人生の流れの底であっても頼もしく私を支えてくれまして、本当にそう!と強く同意しました。
そんな私が若い頃からずっと好きで聴き続けていたのはB’zで、これは不動なのですが、それ以外は割と私は音楽に対しては雑食で、ジャンルも人も、幅広く好きでその時々にマイブームがありました。
ところが、私の中ではB’zに匹敵するほど大好きなのに、万人受けはしない為、あまり公言していなかったバンドがありました。
そのデビューは私が18歳くらいの頃。
鮮烈なCMの登場で「現象」を起こしたバンドです。
他に類を見ない世界観も、ビジュアルも、その声質も、心を鷲掴みにしたのです。
それから約35年。
私は今、週一で幼児の親子体操の講師をしていますが、その施設の社員さんと話をしていた時のこと。
「僕ね、実は若い頃、バンドでボーカルしてたんです」「結構本気でメジャー目指してたんです。CDも出したんです。自費で。」と仰るではありませんか。
「その頃は髪もロングでピンクでした」とも。
さあ、これだけの情報で、その方が何系を目指していたのか探ろうと私の脳内で考えが瞬時に駆け回ります。歳は私より10歳ほど下な様です。
ルナシーか?XJapan?それともそれとも、、、。
いや、きっと。間違いない。閃きました。
「私、BUCK-TICKが大好きでした」
そう思い切って言ってみました。
その社員さんの目がパッと見開きました。
「ああ!BUCK-TICKです!僕が大好きでバンドで目指していたのもBUCK-TICKです!僕はBUCK-TICKオンリーなんです!」
きっとその社員さんも、これまで周りにあまり好みが合う方がおられなかったんでしょう、弾けんばかりの笑顔でそう話し出されました。
私も大当たりだったのが嬉しくて、それから暫くBUCK-TICKの話で盛り上がりました。もう一人の講師の先生も横にいるのにお構い無しで。
こんな所に、嗜好の合う方がいたとは、私も嬉しい驚きでした。
そう。私がB’zと並ぶほど好きだったのはBUCK-TICKでした。
以前、「美しい人」でも櫻井さんの訃報を受けて記事を書きましたが、それ以降、そしてこれまでで初めてのBUCK-TICKファンに出逢って、私も興奮です。
それ以来、私は今、BUCK-TICK再燃で毎日曲を聴いています。
櫻井さんは、デビューの頃と変わらぬ魅力で圧倒されます。亡くなる57歳まで、ここまで美意識を持ってその独特の世界観を保ち続けた人、バンドはいないのではないかと思います。(もう一つ特筆すべきは今井さんにしか出せない独特のリズム)
MVも、ライブ動画も、あまりに美しく、艶めかしく、妖しく、もはや芸術です。
その歌声は、デビュー当時こそ高音と低音の行き来の中に、所々危うさ、不安定さ、繊細さが顔を出していましたが、35年の間に多彩な表現力を従えて、一音一音に拘った完璧な歌唱力を身につけられました。その地の底を這うような低音はこの世のものとも思えません。
BUCK-TICKの音楽は、暗黒の中に清らかさを感じます。
それはメンバーの人間性が浮かび上がっているのでしょうね。
聴けば全身がビシビシと電流が流れるような曲はたくさんありますが、その中でも、この曲は、そんな櫻井さんの本質を表す最高の物なのではないかと思います。
今はこの曲にハマりきりです。
櫻井さんは、魔王そのもの。
私の最近のお気に入り曲②は
「BABEL」でした。