きらめき 綴り

療育アドバイザーとして活動しています。日々の心の煌めきを大切にしています。

育児・子育て

思わず笑顔になっちゃう。

毎日毎日、見上げて飽きない空。 転居して、窓が大きくなったから、余計に空の移り変わりが気になります。 刻一刻と変わり、目を奪われます。 一人窓のそばに立ち、胸を熱くするのですが、 これだけ空を見ていると、もうそれは趣味と言ってもいいのかも。 雲…

神宿る島、厳島で、親から子へ伝承することの大切さを思う。

広島滞在最終日には、もう1か所、寄った所がありました。 それは、広島といえば、と定番の宮島、厳島神社です。 私はこちらも行ったことがなく、厳密にいえば20代初めに、車でどこまで行けるか弾丸ツアー!を勝手にしていて、近くの山の上を通る高速から…

祈りの泉を見上げて。

目的を終えて、念願の平和資料館に行くことが出来たのは、広島滞在の最終日になってからでした。 天気予報では曇りとなっていましたが、台風が日本海へ抜けたからか、予想外の晴天。朝の10時でもかなりの猛暑で、日差しがきつく、目が開けられないほどでし…

偽りの笑顔。

最近、頭で考えるな、心で感じろ、というワードが身近に増えてきた。 疲れている人が多い世の中だから、分からなくもなく、そういう私だって、たまには頭を使わずボーッと過ごそう、と思う日もある。 考えすぎると、脳が加熱して、ショートして、良い思考に…

生涯の宝物。

スティーブ•ジョブスが、大学で卒業生たちに向けて、スピーチをしたことはあまりにも有名です。 私のパソコンはWindowsで、Appleではないし、スマホもAndroidというところからもお分かりのように、スティーブ•ジョブス信者では全くもってありません。 だけど…

不屈の精神。

想いを共有できる人が、ここにいた。 www.youtube.com

名前って、そんな簡単でいいの?

今の夫とは再婚です。 夫は、私より二回り近く年が下なので、息子や娘と歳が近く、その差は10歳以内です。 それでも二人はこの年の近い私の夫に、今ではすっかり懐いてしまい、息子などは夫が大好きな模様です。 幼少期から「昆虫博士」「生き物博士」「鉱…

子どもたちの困り事〜算数編

〇〇ちゃん、タオル3枚持ってきて〜。 土曜日まであと何日? あと5分で出かけるよ。 あと5分で何時? お菓子6こ入りの袋があるけど、2人分買ったら全部で何個入ってる? さあ、ピザを3人で分けよう! 百均で4つ品物を買ったら、500円でお釣りがく…

予測できれば怖いものなし。

子どもたちの成長が見えない。毎日ぐるぐると同じところを回っているだけ。 そう感じていたお母さん、お父さんが、上から見ていたお子さんの成長の螺旋階段を、時々、横からも見られるようになり、気づきにくかった、小さいけれど、かけがえのない成長に気づ…

成長は螺旋階段。

朝起きたら、またいつもと同じことが繰り返される。 こどもは泣き、ひっくり返る。 何とか食べて欲しいと一生懸命作ったご飯は、気に入らないとひっくり返す。 何度言っても、用意がスムーズにできない。 テレビを見たら止まらない。 園に行かない!学校に行…

紫陽花は辛抱強い?〜対話で進める概念形成。

梅雨空の下、私たちの気持ちをほんのり明るく照らしてくれた、紫陽花も、そろそろ終わりを迎えます。 そんな紫陽花について、こども達に知ってもらおうと、こんなお話をこどもたちとしてみました。 6月のある日。 私 :はーい、今は何月? こども: 6がつ〜!…

荒れる月曜日のこどもたち。

日曜日は1日中気持ちの良い晴れ間が広がっていました。 梅雨明けが近くなってきたのかもしれませんね。 明るい休日というのは良いものです。 せっかくのお天気ですから、外に飛び出して気分転換された方も多かったのではないでしょうか。 私たちは逆に、開…

愛し子、森へ還る。

7月を目前にしたある朝、我が家の玄関にある飼育ケース内が、俄に活気づいた。 我も我もと、ケースの上部にかかる不織布を乗り越えて、蓋のすぐ下に迫る黒い物体たち。 なんとか外に出る穴はないかと、必死に探している。少しでも蓋を開けようものなら、す…

子どもたちの困りごと〜漢字学習編。

かつて、私たちはこどもの頃に、手の小指側の側面を真っ黒にして、嫌と言うほど漢字の練習をしてきました。 鉛筆を持つ親指、人差し指、中指が疲れ、中指にタコが出来るほどだったことは、大半の方が経験されたことでしょう。 ひどい時は、「漢字一文字をノ…

子どもたちの困りごと〜体の動かし方編。

毎日子育てに奔走しているお父さん、お母さん、いつもお疲れ様です。 社員であろうが、パートタイマーであろうが、1日お仕事をしてクタクタになって帰宅してからの、こどもたちとの時間。 こどもたちは、やっと会えたご両親に「それ今だ!」とばかりに、精…

嘘も方便。

昔から、嘘も方便という言葉があります。 相手や将来のことを考えて、物事を円滑に進めるためには、時と場合により、多少の嘘も許される。という意味だそうです。 でも、私は嘘が大嫌いです。 真っ正直な母を見てきたからか、遺伝子を受け継いだからかは分か…

母の人生。幸せとは。

母は、天真爛漫な人でした。いつもユーモアを忘れずに、笑顔が耐えない人でした。 私がこどもの頃は、よくダジャレを言っていたのを覚えています。 こどもだった私は、そんな母を半ば呆れ気味に眺めていたような気がします。 呆れる程、突拍子もなく見えてい…

素数物語。後半。

初めて出逢った日。その子は、可愛いいつぶらな瞳を真っ直ぐ私に向けていました。もし、その子が自発的に話すことが出来たなら、きっと「だれ?」と聞いたことでしょう。 学習支援についた私は、何をどうすればいいのか分からず、ただただ、お互い目と目を合…

素数物語。前編。

このところ、みなさんに関心を持って読んでいただけている、「素数とフィボナッチ」シリーズ。 私が長年、大切に胸に締まってきたお話なので、読んでいただき、何かしら感じてもらうことができたなら、こんな幸せなことはないなと思います。 ところで、私は…

フィボナッチが繋ぐ、子どもたちとのご縁。神秘の植物、ロマネスコ。

この前、200日前に書いた記事、 「素数とフィボナッチ数列」が、私の注目記事の5位に俄に浮上していて驚きました。 こんな風にして、遡って記事を読んでいただけるというのは非常に嬉しいことです。ありがとうございます。 もうすでに、他の記事が5位内に…

本当に欲しいもの。

子供の頃から、集団は苦手でした。 親が転勤族で、慣れたと思ったらまた転校し、いつも私は「転校生」でした。 すでに出来上がった友だち関係の中に入り込むのは容易ではなく、グループに入っても、どこか寂しく、いつも心の底で「本当の友達」を欲していま…

療育アドバイザー始めました。

3月末で、これまで勤めていた療育施設の管理職、そして、子ども達の療育の計画や親御さんへの説明、進捗状況の把握、職員の育成などの責任者という役割を卒業しました。 それまで私を頼り、信頼して大切なお子さんを預けて下さっていた方々に、お一人お一人…

こだわり崩し。こどもたちの食を広げるには(2)。

5月5日は子供の日でしたね。 子供の日の食べ物といえば、子孫繁栄を願って、新芽が出るまで落ちないと言われる柏の葉で包まれたかしわ餅や、ちまき。成長と共に呼び名が変わる出世魚の鱸、鰤、鰹などが昔からよく知られています。 こういった伝統的な食べ物…

こだわり崩し。こどもたちの食を広げるには(1)

巷はGWに入り、どこも人出で賑わいだしましたね。 昨日、近くのショッピングモールでご飯を食べていたら、同じ店内で食べていたご家族の小さなお子さんが、「おいし~い❗❗」と叫んだ声を聞きました。私も同感だったので、どこの誰かも知らないお子さんと、美…

人生の周期。

先日、転居しました。 13年ぶりでした。 前の家では、私が初めて世帯主となり、学校という教育の世界や、療育施設での福祉の世界でお仕事をして、駆け抜けた約13年でした。 「13年」 個人的に、この年数に思い当たることがあります。 「13年」それは、最初に…

Re:こだわり崩し。お気に入りの席。

りゅうくんは、元気いっぱいの小学生のお子さんです。 まだ発語がありませんが、言われていることは、何となく分かっている様子です。 きっちりしている性格で、身の回りのことは、自分で最後までやり通す力があります。 手洗いは入念。手拭きもゴシゴシ。ト…

Re: 続、こだわり崩し。自閉症の子を持つご両親へ。

大切なお子さまが生まれてから、慈しみ育てて来られたお母さん、お父さん。 たっぷりと愛情を注ぎ、毎日の変化を喜び、すくすくと育ってくれることを願いながら過ごす中で、どうしても上手くいかないことが増えていき、もしかして・・・と、ある1つの仮説、…

Re:こだわり崩し。自閉症の子を持つご両親へ。

小学校に入学したてのお子さんたちも、初めての学校生活がスタートして1週間が経ちましたね。 お子さんのご様子はいかがですか? 落ち着いて過ごせていますか? ちょうど給食や授業が始まった頃です。これから、何かと対応に揺れる事が出てくるかもしれませ…

生命の息吹き。新緑の季節

昨日は朝からスコールの様な雨が断続的に降っていました。ニュースでは、今日13日にかけて大量の黄砂がこの風に乗ってやってくるんですってね。 花粉、pm2.5、食べ物、動物、などなど幾つものアレルギーを持つ私としては、戦々恐々です。 でも、仕事を含め色…

花嵐の入学式を越えて。

ここ数日で、あんなに満開だった桜が あっという間に葉桜に変わり、何とも言えない寂しい気持ちです。 少しずつ、気候が変わり、亜熱帯になっていき、桜の咲く時期が早まっていったら、その内入学シーズンに桜は咲いていないという時が来るのかもしれません…